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第9回 PANTERA(パンテラ)/Cowboys From Hell(カウボーイズ・フロム・ヘル)

第9回 PANTERA(パンテラ)/Cowboys From Hell(カウボーイズ・フロム・ヘル)

どうもこんばんは。

暇なときはいつも「世界中のすべての人達に、ほんの少しの思いやりの気持ちがあれば、世の中は争いごとの無い平和で愛に満ちた世界になるのに…」

「LOVE&PEACE…」

…的な雰囲気のことばかり考えてる、前向きなヒューです。

全記事、魂込めて紹介をして行きますので、これからも

『前向きなヒューの HR/HM何聴いたらえぇねん!』を引続きどうぞよろしくお願いします。

さて、

第9回は、

PANTERA(パンテラ)/Cowboys From Hell(カウボーイズ・フロム・ヘル)で。

このバンドのアルバムの中で最も有名になったアルバムですね。

ギターは2004年のライブ中の発砲事件により惜しくもこの世を去った、ダイムバック・ダレル。ドラムがその兄、ヴィニー・ポール。

因みに、兄弟でやっているHR/HMバンドには、

VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)のエドワード・ヴァン・ヘイレン(Gt、弟)とアレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr、兄)、

AC/DCのアンガス・ヤング(Gt、弟)とマルコム・ヤング(Gt、兄)、

SCOPIONS(スコーピオンズ)のマイケル・シェンカー(Gt、弟)、ルドルフ・シェンカー(Gt、兄)

Arch Enemy(アーク・エネミー)のマイケル・アモット(Gt、兄)、クリストファー・アモット(Gt、弟)

…など、サッと思いつく限りでも結構あるんです。

そして、そういったバンドに共通してケミストリーを感じるのは僕だけではないでしょう。

そう、化学反応。

言葉では言い表すのは難しいが、「なんか、表現し難い良さ」があるよね…っていう。

このバンドのサウンドは、過激に歪んだトランジスタアンプ、ランドールRG-100による弟、ダイムバック・ダレルの“ゾンゾン”なメタルサウンドと、トリガーを効かせ高音域のアタック音を極端に強調した兄、ヴィニー・ポールによる“ブチブチ”なバスドラサウンドですよ。

いいですか??“ゾンゾン”と、“ブチブチ”ですww

これがまたアルバムのミドルテンポや“タテノリ”のリズムとは抜群の愛称で、たまらなく気持ちいい。

麻薬のよう。

ところが、これに加えてフィル・アンセルモのアグレッシブで変幻自在のボーカルがこれまた最高に合っている。

いや、ホントにこのボーカルは凄い。シャウト、ハイトーン、バラードなどの歌もの何でもこなすし、それが高次元。HR/HMシーンに衝撃を与えたことは間違いないでしょう。

さて、このアルバムの中で僕はどれを推すのか?!

…っていう問題については、「アルバム全体を通して聴いて頂きたい」…ということになるのですが、

せっかちブログ読者の方々の為に、厳選に厳選を重ねてみました。

1曲目、Cowboys From Hell

これは是非、PVもみて欲しい。ザ・タテノリ。気持ち良過ぎ。ゾンゾン♪

ライブで客席にダイブしたくなるね。

2曲目、Primal Concrete Sledge

このバスドラのブチブチはヤバい。ずっとブチブチ言うとる。気持ち良さでいうと、これも1曲目に負けない。

5曲目、Cemetery Gates

これは、是非、じっくり聴いて欲しい。歌もの。

フィル・アンセルモのバラードですよ。また、ハイトーンも激しくて良い。フィルにしか出せない味が前面に出ている。

6曲目、Domination

これもライブ映像をYouTubeで検索してみて欲しい。脳汁タラタラ。アドレナリン出まくり。

そして、僕がこの中で最も推したい曲、それが、

7曲目Shattered(シャタード)

…ですよ。ドラムもずっとブチブチ言いながら洗車のように曲が進んでいくしスラッシー。それに乗せてギターリフもスラッシー。そして、フィル・アンセルモの超絶ハイトーン&ロングトーン!そして、シャウト!シャウト!シャウト!

これはたまらん。

全体通して、『極悪感』が良いね。ジムで筋トレしてるときとかにBluetoothイヤホンで聴いてたら、アドレナリン出ていつも揚げてる重量の一つ上くらいは持ち上がると思う。

いつもながら厳選に厳選を重ねた結果なんですが、多めですね。

いや、やっぱ名盤になってくると厳選するのはなかなか厳しいもんがあるね。

まぁ、それくらい捨て曲なしということで。

以上!

是非、爆音で聴いて頂きたい!

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